WordPressの初期設定を分かりやすく完全解説!|セキュリティ・SEO対策も万全

WordPress初期設定

サーバーを契約してWordPressを立ち上げたけど何をしたら良い分かりません…

WordPressのインストールを完了してログインしてみると縦にも横にも「メニュー」がたくさん…

「いったい何からやればいいの?」このような状態になっていないでしょうか?

今回はWordPressブログの初期設定について、図を使って分かりやすく解説します。

この記事で解決できるお悩み
  • WordPressの初期設定の手順が知りたい
  • 良い感じのレイアウトのブログを作りたい
  • SEOに強いサイト設定を知りたい
  • 強固なセキュリティ対策を行いたい
  • WordPressの必須プラグインが知りたい

このようなことで悩んでいる初心者の方に向けて記事を書いています。

目次

WordPressへようこそ!

まず、WordPressの設定画面が下のようになっていることを確認しましょう。

今回の記事では、WordPressで記事を書き始める前にやっておくべき初期設定について説明します。

この順番で説明するよ
  1. 一般設定
  2. 投稿設定
  3. ユーザー設定
  4. 不要なページの削除
  5. 不要なプラグインの削除

その後に、ステップアップして

ステップアップするよ
  1. デザイン関連の設定・テーマの導入
  2. SEO関連の設定
  3. セキュリティ対策・バックアップ
  4. プラグインの導入
  5. プライバシーポリシーの作成
  6. 画像処理の高速化

SEO関連・セキュリティ対策など一歩レベルアップするための追加設定をご紹介します。

それでは、WordPressの設定について解説していきます!

WordPressブログ開設時にやっておくべき設定

WordPressブログ開設時に絶対やっておくべき設定

まずはWordPressブログを立ち上げたら絶対にやっておくべき設定をご紹介します。

すべてが欠かすことができない重要な設定ですので、この記事を見ながら設定してしまいましょう。

一般設定

まずは、一般設定の欄から設定しましょう。

WordPress一般設定
  1. サイトタイトル設定
  2. キャッチフレーズの設定
  3. サイトアドレスとSSLの設定

この3つについて解説します。

サイトのタイトル

画像の位置にサイトタイトルを入力しましょう。ブログのジャンルに合わせたり自分の好みで大丈夫です。

覚えやすく短め、語呂が良いブログタイトルにするのが良いでしょう。

おすすめは4文字

ブログタイトルにおすすめの文字数は4文字です!

なぜなら、4文字は覚えやすく日本人に馴染みがよく言いやすいからです。

「ぐろなび」「食べログ」「アメブロ」「クリナビ」「アマゾン」「アップル」などなど…

あと、希少性の高いブログ名は商標登録をしておきましょう。

≫ブログ名の商標登録をするメリット!早めの登録がおすすめ!

キャッチフレーズ

“ブログで、人生を変えよう!”

これは当ブログ-Bのキャッチフレーズです。

どんな内容を発信しているブログなのかが伝わる文章を10文字から20文字程度で設定しましょう。

また、どうしても表示したくない場合は空欄にすることで非表示設定も可能です。

サイトアドレスとSSL設定

サイトアドレス欄には、設定をしなくてもアドレスが入力されているはずです。

ここで行っておきたいのがSSL設定です。

SSL化とは?

SSLとは通信を暗号化する仕組みのことです。SSL化することで、安心・安全にサイト閲覧が行ってもらえるようになります。

また、GoogleはサイトのSSL化を推奨しており、SEOにも効果があります。

SSLの設定はサーバーから行います。Xserverの場合、サーバーパネルのSSL設定から設定を行います。

Xserverの場合、サーバーパネルのSSL設定

「WordPressクイックスタート」を利用してサイトを立ち上げた場合、サイトを立ち上げた段階で自動で設定が完了します。

「WordPressクイックスタート」を利用してサイトを立ち上げた場合、サイトを立ち上げた段階で自動で設定が完了します。

独自SSLが設定されていることが確認できたら、サイトアドレス欄のURLを「http://~」から「https://~」に変更しましょう。

念のため、SSL設定されたURL「https://~」からサイトが閲覧できるか確認してください。

投稿設定

次は投稿に関する設定を行います。ここでは、カテゴリーについて設定しましょう。

カテゴリー設定

カテゴリーを設定することで記事の分類が可能です。

関連した内容の記事が読みやすくなるため、ブログ内の記事を多く読んでもらえるようになります。

初期設定では「未分類」に設定されていますので、記事の内容に合わせて変更しておきましょう。

カテゴリー設定

また、カテゴリは複数用意しておくことが可能です。記事を執筆する予定のカテゴリーを用意しておきましょう。

カテゴリー設定

スラッグとはURLに設定されるアルファベットの文字列のことです。

カテゴリーに日本語を設定していると文字化けしてURLが汚くなってしまいます。

URLにカテゴリーを追加したい場合は、アルファベットで入力しておきましょう。

パーマリンク設定

パーマリンクの設定とは、記事ごとのURL設定のことです。パーマリンクの設定は必ずブログ開設時に行っておきましょう。

パーマリンクは、https://blogb.jp/wordpress/start-setting/赤字の部分になります。

パーマリンクの設定を行う理由

パーマリンクの設定を後から変更すると、すべての記事のURLが変更されGoogle検索からサイトに移動できなくなります。

すると、リンク切れエラーが出るサイトとして認識され、SEOにおいて大きなダメージを受けてしまいます。

このような事態にならないように、初期設定時にパーマリンクの設定を行っておきましょう。

パーマリンク設定

オススメの設定は、投稿名のみの設定です。

日付はやめた方がいい理由

日付を入れるのはあまりオススメしません。なぜなら、リライト(更新)した時に記事のURLと更新日がマッチしなくなってしまうからです。

また、URLに古い日付が入っていると、リライトしても「古い記事なんだなぁ…」と思われてしまうことがあります。

カスタム構造を選択して/%category%/%postname%/でパーマリンクを設定するのもおすすめですよ。

記事の投稿時はURLスラッグを設定しよう!

記事の投稿時はURLスラッグを設定しよう!

URLスラッグは、https://blogb.jp/wordpress/start-setting/ の赤字の部分です

スラッグの設定時の注意点

記事を投稿する時は、スラッグをアルファベットで設定しておきましょう。

なぜなら、記事タイトルが日本語の場合、記事タイトルを元に生成されるURLに文字化けが起きてしまう可能性があるからです。

URLから記事の内容を推測できるようにしておくことはSEOにも効果があります。

通常は、blogstartseowritingaffiliateなどを設定します。

2つ以上の語句からなるときは”_”(アンダーバー)ではなく””(ハイフン)を使用します。

ユーザー設定

ユーザー設定

ユーザー欄ではサイトに表示するプロフィール関連の内容を設定できます。

ニックネーム

ブログに表示したい名前を「ブログ上の表示名」に設定しましょう。

プロフィール情報

プロフィール情報

プロフィール情報に、プロフィールを入力しましょう。設定した内容は、記事のプロフィール画面などに表示されます。

プロフィール写真

「Gravatarでプロフィール画面の変更が可能です。」をクリック。

プロフィール写真

「Gravatorを作成」をクリック。

「Gravatorを作成」をクリック。

「WordPressに設定しているユーザー名とパスワード」を入力。

「WordPressに設定しているユーザー名とパスワード」を入力。

確認メールが送信される。

「WordPressに設定しているユーザー名とパスワード」を入力。

届いたメールからアカウントを有効化。

届いたメールからアカウントを有効化

右上の人型のアイコンからプロフィール設定へ。

右上の人型のアイコンからプロフィール設定へ

クリックして写真を変更を押したら画像選択します。

設定の完了から反映まで少し時間が掛かる場合があります。

不必要なプラグインとページを削除

WordPressブログの開設時にデフォルトで用意されるプラグインとページにはブログ運営には不必要なものが含まれています。

これらを削除してからブログ運営をスタートしましょう。

不要プラグイン削除

まず、不要なプラグインを削除しましょう。

不要プラグイン削除

エックスサーバーを使ってWordPressブログを立ち上げると、次の3つのプラグインがインストールされています。

  • Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
  • Hello Dolly
  • TypeSquare Webfonts for エックスサーバー

このなかでも「Hello Dolly」と「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」はブログ運営には不必要なプラグインです。

無駄なプラグインを搭載することはサイトの表示速度を下げるなど悪影響があるので、削除しておきましょう。

サンプルページの削除

投稿を確認すると「Hello world!」というサンプルページが投稿されています。

サンプルページの削除

ブログ運営開始時に削除しておきましょう。

ここまでで、WordPressブログの最低限の初期設定は終了です!

レベルアップできる!WordPressブログの追加設定

一歩レベルアップできる!WordPressブログの追加設定

ここからは、ブログ運営でひとつ上にステップアップするための追加設定についてご紹介します。

WordPressブログの追加設定
  • レイアウト/デザイン関連・テーマの導入
  • アクセス解析関連
  • セキュリティ・バックアップ関連
  • 画像の処理

これから説明する内容どおりに設定することで、読みやすく・アクセス解析の準備が整い・セキュリティ面でも安心なブログを作れます。

レイアウト・デザイン関連の追加設定

ブログの読者はデザイン性が低いブログに長時間滞在することはありません。

また、読了率が高いサイトはGoogleから高い評価を受けることで検索順位が上がります。

「ブログを読んでほしい、そしてブログで稼ぎたい」と思うのであればブログのレイアウトを良くすることが重要です。

テーマ導入

最短でブログのデザイン性を高める方法は、有料WordPressテーマを導入することです。

有料WordPressテーマを導入すると今日からデザイン性のあるブログができますよ!

ブログ-BではSWELLを利用しています。

テーマに関しては≫プロが選ぶWordPressテーマ6選!|価格やデザイン・設定など徹底比較 が参考になります。

SEOに強くて、オシャレで美しいブログが簡単に作れる!
ブログ-Bでも使っている超おすすめテーマ「SWELL」はこちら!

アクセス解析の追加設定

Googleの検索順位を上げるためのSEO対策の指針になるのがアクセス解析です。

SEO対策では、これらのデータを解析・改善し、サイトをどんどん強化していくことが重要です。

最初に導入する理由

アクセス解析のデータの中には、遡って調査できないものもあります。

「ブログ開始時の状況を知りたいけどデータがない…」このようなことがないように、最初にアクセス解析を導入しましょう。

SEO対策のことがまだよくわかっていない人も、GoogleAnalyticsとGoogle Search Consoleの登録は行いましょう。

Google Analyticsを登録する

Google Analyticsに登録することで、「自分の記事は何人の読者に読まれているのか」ということを調べられるようになります。

検索順位を上げてアクセスを呼び込むには、読者に喜ばれるサイトづくりが不可欠です。

ブロガーにとって、Google Analyticsの設定は必須事項です。

Google Search Consoleに登録する

Google Search Consoleを使うメリットは次の2つ。

Google Search Consoleを使うメリット

  • 読者がサイトにたどり着いた際の検索キーワードのリサーチ
  • インデックス登録リクエストの送信

Analyticsと比べると、Search Consoleは最初は少しとっつきにくいかもしれませんが、、検索キーワードの調査とインデックス登録の要求はSEO対策には不可欠です。

WordPressブログのセキュリティ関連の追加設定

ハッキングなどからサイトを守るためにセキュリティ対策を行いましょう。
ここでは、初心者でも簡単に行えるセキュリティ対策をご紹介します。

セキュリティ設定でやるべきこと

  • SSL設定
  • 不要なプラグインの削除
  • セキュリティプラグインの導入
  • 各種アップデート
  • バックアップ設定
  • プライバシーポリシーページの作成

SSL設定と不要なプラグインの削除についてはこの記事内で既に紹介しましたので、それ以外について説明します。

セキュリティプラグインの導入

セキュリティ対策を行ってくれるプラグインを導入しましょう。
特にオススメなのが、「SiteGuard WP Plugin」です。

セキュリティプラグインの導入

SiteGuard WP Pluginでできること

  • 不正ログイン対策
  • 管理ページ(/wp-admin/)への不正アクセス対策
  • コメントスパム対策

このプラグインだけで上記の対策を行うことが可能です。
日本語に対応していることも、このプラグインを使う理由の一つです。

Site Guard WP Pluginの設定方法と使い方|セキュリティ対策プラグイン

バックアップ

万が一に備えてバックアップを取っておくようにしましょう。
バックアップを取っておけば、ハッキングやサイトにエラーが起こった際に過去の状況に戻せます。

バックアップは「All-in-One WP Migration」というプラグインを使うのがオススメです。

All-in-One WP Migration

知識も設定もほとんど不要で簡単にバックアップが取れます。バックアップについては、以下の記事も参考になります。

BackWPup」の使い方 | WordPressを自動・手動でバックアップできるプラグイン 🔗

EWWW Image Optimizerの設定と使い方【画像圧縮・最適化プラグイン】🔗

各種アップデート

サイトで使用するWordPress本体、テーマ、プラグイン、プログラムは必ず最新の物にアップデートしておきましょう。

これらの更新は、セキュリティ対策によるものがほとんどです。

「アップデートしないこと=セキュリティに穴があるものをそのまま利用していること」という認識を持ちましょう。

プライバシーポリシーページの作成

プライバシーポリシーとは「個人情報保護方針」のことです。
プライバシーポリシーページには、サイトで収集した個人情報をどのように取り扱うかを明記します。

ニカ

「個人情報なんて収集してない」と言う人も要注意!

Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのアクセス解析ツールや、Google Adsenseやアフィリエイト(ASP)などの広告配信サービス、またWordPressのコメント機能などでは個人情報を収集しています。

そのため、サイト開設時にはプライバシーポリシーページを作成しましょう。
当サイトのプライバシーポリシーページも参考にしてみてください。

WordPressブログの画像処理に関する追加設定

ブログ内に挿入する画像ファイル。
必要以上に高画質な物やサイズが大きい物はサイトの読み込み速度低下の原因になります。

読み込み速度が遅いサイトはSEOにも悪影響が出ます。
そのため、画像ファイルは画質とサイズの両方に気をつける必要があります。

そんな画像の処理を自動で行ってくれるプラグインが「EWWW Image Optimizer」です。

EWWW Image Optimizer

初期設定の際に、インストールしておきましょう。

まとめ

WordPress初期設定 まとめ

今回の記事ではWordPressの初期設定について説明してきました。
WordPressブログ開設時に絶対やっておくべき設定は次の通りです。

・一般設定
サイトタイトル
キャッチフレーズ
サイトアドレスとSSL設定

・投稿設定
カテゴリー設定

・パーマリンク設定

・ユーザー設定
ニックネーム
プロフィール情報
プロフィール写真

そして、今回の記事ではレイアウト・アクセス解析・セキュリティ対策など一歩レベルアップできる追加設定もご紹介しました。

・レイアウト/デザイン設定
有料テーマの導入

・アクセス解析の追加設定
Google Analyticsを登録する
Google Search Consoleに登録する

・WordPressブログのセキュリティ関連の追加設定
セキュリティプラグインの導入
各種アップデート
バックアップ設定
プライバシーポリシーページの作成

・WordPressブログの画像処理に関する追加設定

初期設定をきっちりやっておくことで、今後のブログ運営が一気に楽になりますよ。
今回の記事を参考に、WordPressブログの初期設定を完成させましょう!

ブログ部

WordPress初期設定

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